こんなタイトルで失礼します・・・



私の友人のK君は、立派なハゲである。

200年前に生まれていたら、月代を剃る必要もなく便利この上なかったはずなのに、、、
現代では、ただのハゲ。
このK君、学生時代は剛毛で黒々とした総髪を有していた。その上、集団で海水浴なんかに行くと、近寄りたくないほどの脛毛で、正直言って怖かった。
ところが、20代半ばになって久しぶりに会うと、妙に頭がスッキリしてて、、、
30歳になったあたりに会ったら、現代のお侍さんになりかけていた。
そして、、、30代半ば、彼は単身でドイツに遊びに来た。
迎えに行った私が愕然とし、つい噴出してしまうほど、立派なお侍さん。
同い年なのに、どんなに頑張ってもハゲだから妙に爺臭い。

そんな彼から、額を割ったとメールをもらった。
転んで座椅子に額を打ってしまったとか・・・

彼が昔のようにフサフサな総髪だったら、怪我も軽く済んだはずなのに、、、
ハゲてたばっかりに、大怪我になり、、、見て欲しくないところばかりに視線が集まって不快だと言っていた。

そりゃ、そうでしょう。
怪我をしてところを見られているというより、ハゲた額をまじまじと見られているような被害妄想に陥ってしまうに違いない。
それも、すでにハゲとして認知されていると思っていたのに、今更凝視されるのは、辛いはず。

幸い、私の夫は彼のような現代のお侍さんではない。
ついでに、ザビエルでもない。
でも、、、決して頭髪量が豊かとは言いがたいんだけど、、、
それでも、、、年の離れた妻から、その友人の怪我の話を聞いて、
あいつ、ハゲだから大怪我したんだよは、
あまりにも惨い!
私だって我慢したのに!

私の知らない夫の残酷さを垣間見た一瞬である。
2007.07.06
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