我が家で最もマメな男、長男は相変わらず野球のジュニアチームでアシスタント・トレーナーをやってる。
前回の練習試合では相手からキャンセルされ中止になったので、2月のトレーナー・デビューを楽しみにしていた。
暖かくなってシーズンが始まったら、審判資格を持っていない長男は再びアシスタントに戻るわけだし、選手としてではなく野球を楽しむ良いチャンスだった。

チームの子たちを指導しするのをすっかり楽しみ始めた長男。
選手として派手な活躍をしたいのは次男の方で、長男はどちらかというとコツコツタイプなので指導が楽しいみたい。
おかげで、ちび君は絶対に野球はやらないと宣言している。
・・・というのも、彼は長男大好きっ子だから、彼が自分以外の子に指導をしたりするのが許せない。僕だけのお兄ちゃんだから。
これが次男なら、そこまで頑なにならないんだけど。

ところが、昨日ちびっ子チームの練習中に、ちびっ子チームのトレーナーに怪しげな電話がかかって来たことで、彼の臨時トレーナーの野望が崩壊してしまったらしい。

息子たちの野球チームのトレーナーや、大人チームのメンバーは殆どが英会話ができるのに、先方はドイツ語はもちろん、英語もまったく通じないので、急遽長男が電話に出た。

相手は2月に練習試合を予定している例の日本人チームの大人の日本人。
このチームは州にチーム登録してまだ3ヶ月で練習試合しかした事がない、、、という話。

長男が電話に出ると、、、、
簡単に言ってしまうと、勝てないから登録をやめるということらしかった。

みんな大爆笑だよ。
しかも、子供の泣き声がガンガン聞こえるような状況で電話してきてるし。
(本人もお腹を抱えて笑ってる)
そりゃ笑うね
だけど、僕は日本人だからさ、、、あんまりみんなの前で笑わないようにしたんだよ
それはさ、日本人だからって事とは違うんじゃないの?

それよりさぁ、、、真剣な顔・・・
何?
可哀想だなぁって思ったんだよ
何が?
子供が泣いているということは、ファミリーで生活している人でしょ?
そうだろうね
どうやってドイツで生活しているんだろう?
言葉?
うん、日本語だけじゃ絶対に暮らせないでしょ?

と、長男は笑い終わってから、延々と私にあれこれ話をしていたんだけど、私たち夫婦だってドイツ語なんかちっとも喋れなくて来ているから、人様のことをとやかく言えない。
そんな事は長男も承知なんだけど、喋れない人が何らかの団体の代表としてドイツ人に連絡をしてきたというのにも驚いているみたいだった。

ついでに、以前いたアメリカ人の監督なら日本語も理解できるし、メジャーリーグで審判経験もあり、子供たちの指導にも経験があって慣れているから親切にアドバイスができたかもしれないけど、長男にはそんな器はまだない。
彼にとっては、それも悔しかったみたい。

こっちでは、ジュニアリーグでも硬球を使うので、怖がってしまうと話にならないというのはわかるけど、


勝てるように頑張る!って思ってくれなかったのは、残念ね、ほんとうに。




2008.01.16
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